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計測システム計測データ転送装置マルチプレクサ●計測データ転送装置マルチプレクサは、デジマチック出力された測定データをRS-232Cに変換してパソコンやシーケンサなどへ外部出力します。●デジマチック出力付の測定機器を最大4台まで接続できます。■使用例デジマチック測定器側のデータスイッチによるデータの取り込み●データスイッチを持つデジマチック測定器では、データスイッチを押すことでデータを取り込み、RS-232C仕様に変換して出力します。RS-232C(ASCIIコード)パソコンデジマチック出力MUX-10Fロードスイッチによるデータの取り込み●データスイッチを持たないデジマチック測定器を使用する場合や、同時測定を行う場合には、ロードスイッチを使用し、ツールセレクトスイッチで選択されている測定器のデータを取り込み、RS-232C仕様に変換し出力します。●ツールセレクトスイッチで、複数の測定器が選択されている場合は、チャンネル1→チャンネル4の順番にデータの取り込みを行います。●ロードスイッチの代わりに、フットスイッチを使用することもできます。フットスイッチ(オプション)測定器のデータスイッチを押す。フットスイッチMUX-10Fパソコンツールセレクトスイッチデジマチック出力②①④③MUX-10F前面のロードスイッチを押す。■仕様●コードNo.:●符号:●入力:デジマチック測定器4台●出力(RS-232C):伝送方法:半二重通信、伝送コード:ASCII/JIS、データ長:8ビット、パリティ:なし、ストップビット:1ビット、ボーレート:300,600,1200,2400,4800,9600,19200●コネクタ仕様:①②③④⑤⑥⑦⑧⑨接続先仕様受信データ送信データグランド信号名CDRDTDGNDDRCS本器入出力outoutinoutoutピン番号123456789注:パソコンとの接続は、市販のRS-232Cケーブルストレート結線をご用意ください。●データフォーマット:(1)データ出力時D1D2D3D4D5D6D7D8D9D10D11D12D13符号:+/-測定項目:ALSD(浮動小数点)CRチャンネルNo.:1〜4データフォーマットコードNo.:0(2)データフォーマット例表示(CH1)-0.018表示(CH2)0.1234↓出力データ01A-0000.018CR↓出力データ02A+000.1234CR(3)エラーコード出力時D1D2D3D4複数チャンネル出力の場合はチャンネル番号の若い順に繰り返し出力します。CRエラーコードNo.チャンネルNo.:1〜4エラーフォーマット:91:データ入力しない場合2:取り込んだデータが規定フォーマット以外の場合●電源:ACアダプタ(9V,500mA)●外観寸法:91.4(W)×92.5(D)×50.4(H)mm●標準価格:72,600円注1:通信ソフトウェアは付属していません。注2:ケーブルは別途ご購入ください。ケーブルの種類については、A-21〜A-22をご確認ください。外部コマンドによる取り込み●パソコン側からコマンドを入力することで、指定したチャンネルの測定器のデータを取り込み、RS-232C仕様に変換して出力します。コマンド(ASCII)(ASCIIcorde31)CR1(ASCIIcorde32)CR2(ASCIIcorde33)CR3(ASCIIcorde34)CR4※A(ASCIIcorde41)CR※B(ASCIIcorde42)CR※C(ASCIIcorde43)CR※D(ASCIIcorde44)CR(ASCIIcorde45)CRE(ASCIIcorde46)CRFG(ASCIIcorde47)CRH(ASCIIcorde48)CR(ASCIIcorde49)CRI(ASCIIcorde50)CRJK(ASCIIcorde51)CR転送チャンネル12341、2、3、41、2、41、3、42、3、41、2、31、21、31、42、32、43、4※印のコマンドでは4chをoffにした場合、以前のと同じ動作になります。A-20パソコンコマンド測定データMUX-10Fデジマチック出力②①④③