>> P.G-26
■プローブ長さの変化量を変換するもので、コイルとコアの間に生ずる電気的変化を利用しています。■てこ式と平行移動式レバーヘッドの測定方式には、てこ式」と「平行移動式」があります。「てこ式」は板ばねを支点にして、測定子が円弧運動するため、測定範囲によっては誤差が大きくなる場合があります。「平行移動式」は測定子が平行移動しますので、円弧誤差はありません。ミューチェッカ編■比較測定直線範囲の狭い測定器で直線範囲以上のサイズを正確に測定する場合、測定物の基準寸法となるサイズの基準ゲージをつくり、この寸法と比較して測定物がどれだけ差があるかを測定し、本来の寸法を知る方法です。■直線性プローブに与えられた変位量に対し、比例した表示をするかどうかの割合です。G点■0測定しようとする品物の基準となる点をいい、比較測定においては基準ゲージの基準値をいいます。てこ式MLH-521正逆レバーにて上下からの測定可能)MLH-522(片側のみ測定可能)平行移動式MLH-326上部ダイヤルにて測定方向切り替え可能)■プリトラベル電気マイクロメータ用プローブの測定子がフリーの状態から0を指示するまでの距離をいいます。00■感度電気マイクロメータのアンプの入力信号に対する出力信号の比をいい、与えられた変位量通りの表示をした場合、正常な感度であるといえます。■公差設定測定した値が公差内にあるかどうかで分類する場合、その公差値を電気マイクロメータにセットする必要があります。この限界点のセットを公差設定といいます。■レバーヘッドの角度測定前にはプローブの感度調整が完了していることを必ず確認してください。また、測定子の傾きを変更すると測定値に差が生じます。そのため、測定は測定子の傾きを感度調整した状態で行う必要があります。難しい場合は、角度をつけない状態(角度=0°)で感度調整して、測定時に実際の測定子の傾きに応じて測定値を補正(測定値×補正係数)してください。測定子がフリーの状態ゼロ測定子をメータが0になるまで押し込んだ状態Tips補正係数による補正は、感度調整した場合に比べて精度が劣ります。+90°0°-90°角度:θLプローブ本体の底面測定面角度:θ測定面との距離:L※補正係数0°10°20°30°40°50°60°―約3.1mm約8.8mm約13.9mm約18.3mm約21.6mm約23.8mm1.00約0.98約0.94約0.87約0.77約0.64約0.50※:出荷時に装着された球径ø2の超硬測定子を使用している場合の値です。球径ø1ø3)の超硬測定子をお使いの場合には、ø2との球径の差の1/2を減算(加算)してください。G-26■測定力測定子が測定物に作用する力で電気マイクロメータの指示値がの点における測定子が測定物に作動する力をニュートン(N)で0表わします。■デジマチックコードミツトヨの各種データ処理装置と測定器の出力とを結ぶための通信形式で、ミツトヨ商品専用のフォーマットとなっています。■オープンコレクタ出力トランジスタのコレクタ出力により外部の負荷を駆動する信号です。